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Text File  |  1991-10-18  |  30KB  |  710 lines

  1.  
  2. ┌────────────────────────────────┐
  3. │                                                                │
  4. │   計算機化学入門シリーズ                                       │
  5. │            第2章  分子軌道法入門編                     │
  6. │                                                                │
  7. │       『CHEM MODEL』                          │
  8. │                                                                │
  9. │   CHEMD387.EXP (CHEM MODEL Ver. 0.21H)  << FPU 必須 >>         │
  10. │   CHEMD386.EXP (CHEM MODEL Ver. 0.21G)                         │
  11. │                                Copyright (C) 1990, 91          │
  12. │                                           Butch Software Inc.  │
  13. └────────────────────────────────┘
  14.  
  15. ------------------------------------------------------------------
  16. このプログラムは、 複雑な計算をおこなっていますので、 387 数値演算プ
  17. ロセッサーを積んでいない人が、 グラフィックが遅いとイライラされても、 
  18. 当方は一切関知しないので、 そのつもりで!!。
  19. 数値演算プロセッサーを積んでいる方は、 CHEMD387.EXP を使用すれば、 
  20. 優越感に浸ることができます。
  21. ------------------------------------------------------------------
  22.  
  23.  本 CHEM MODEL は、 化学用分子組立表示ソフトです。
  24. CHEM TOWNS とは、 姉妹ソフトです。
  25.  
  26.  High C 版では、 行末が \0A だけのファイルは読み込めませんので、 
  27. EWS などからのファイルを扱う時は \0D\0A に変更してご利用下さい。 
  28.  
  29.  
  30.  1.【プログラム構成】
  31.  
  32.         CHEMD386.EXP       FPU(387) 無し用プログラム本体
  33.                 (gcc 1.39 で作成しました。)
  34.         CHEMD387.EXP       FPU(387) 専用プログラム本体
  35.                 (High C で作成しました。)
  36.         ENV.DAT            空間充填表示のパラメータファイル
  37.         ALLATM.DAT         分子組立用原子データファイル
  38.  
  39.  これらのファイルから読み込む桁数、 及び行数は固定になっておりますの
  40. でご注意下さい。 
  41.  これらのファイルは全て同じディレクトリに置いてください。
  42.  ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
  43.  
  44.  
  45.  2.【起動の方法】
  46.  
  47.  CHEMD386.EXP(または、 CHEMD387.EXP)を T-MENU からダブルクリックして起
  48. 動してください。
  49.  .6ファイルをパラメータに指定することもできますが、 拡張子は付けない。
  50.  
  51.  
  52.  3.【デフォルトの表題及び保存ファイル名】
  53.  
  54.  パラメータなしで起動すると、 CHEM MODEL 用に保存する(後述)場合のデフ
  55. ォルトのファイル名が BUTCH.6 (結合表) と BUTCH.60 (座標、 原子タイプ
  56. 表)で、表題が "BUTCH" になります。
  57.  
  58.  
  59.  4.【分子の組み立て】
  60.  
  61.         4.1【原子の追加】
  62.  
  63.  化学を知らない人には、 はっきり言って困難です。
  64.  まず、 ウィンドウの右上のトンカチアイコンから、 [原子選択]を選び、 希望の
  65. 原子を選びます。次に、 ウィンドウの右上のトンカチアイコンから、 [点群選択]
  66. を選び、 原子のタイプを選びます。 起動時のデフォルトは、 炭素で Tetrahedr
  67. al です。選択した原子の名前と点群は、 ウィンドウの下に表示されています。
  68.  次に、 トンカチアイコンから[原子置換]を選ぶと、 一番最初は、 すぐにその
  69. 原子がウィンドウ内に表示されます。 更に、 結合を作りたければ、 "組立マウ
  70. スアイコン" で、 結合を作りたい方向の水素(黄色の丸)を左クリックします。
  71.  原子のタイプを換えたい時は、 右クリックで通常の "矢印マウスアイコン" 
  72. にして、 [原子選択][点群選択]で目的の原子を選び直して、 [原子置換]で"組立
  73. マウスアイコン"にして、 また 結合したい方向の水素(黄色の丸)を左クリック
  74. で選んでいきます。
  75.  途中で分子が見にくくなったら、 右クリックで"矢印マウスアイコン"にして、 
  76. 軸回転(後述)等で分子を回転させるか、 z値反転(後述)で分子をひっくり返して、 
  77. 分子を見やすくしてから引き続き分子を組み立ててください。
  78.  
  79. (注1)
  80.  現在、 最大原子数は 100 個になっています。 これを越えると動作異常となり
  81. ますのでご注意願います。 
  82.  
  83. (注2)                価数             代表例
  84. Ligand              1 価             水素原子、 ハロゲン原子等
  85. Linear              2 価             アセチレン及びアレン炭素等
  86. Bent                2 価             アルコール及びエーテル酸素等
  87. Trig Planar         3 価             ベンゼン炭素、 ケトン炭素等
  88. Trig Pyramid        3 価             アミン窒素等
  89. Tetrahedral         4 価             アルカン炭素等
  90. Squ Planar          4 価             ニッケル、 白金錯体等
  91. Trig Bipyram        5 価             ロジウム、 ルテニウム錯体等
  92. Squ Pyram           5 価             鉄、 ルテニウム錯体等
  93. Octahedral          6 価             ロジウム、 イリジウム錯体等
  94.  
  95.         4.2【原子の削除】
  96.  
  97.  "矢印マウスアイコン"でトンカチアイコンから[原子削除]を選ぶと、 "削除マ
  98. ウスアイコン"に変わるので、 削除したい原子(炭素なら青色の丸、 酸素なら赤
  99. 色の丸。 水素はダメ)を左クリックで選びます。 この場合、 端の方からしか削
  100. 除できません(分子が泣き別れになるため)。 
  101.  終了は、 右クリックで、 通常の"矢印マウスアイコン"に戻ります。
  102.  
  103.         4.3【環形成の方法】
  104.  
  105.  "矢印マウスアイコン"でトンカチアイコンから[環形成]を選ぶと、 "環形成マ
  106. ウスアイコン"に変わるので、 環を形成したい2つの原子(炭素なら青色の丸、 酸
  107. 素なら赤色の丸。 水素はダメ)を左クリックで選びます。 
  108.  中止は、 右クリックで、 通常の"矢印マウスアイコン"に戻ります。
  109.  
  110. (注)
  111.  単に2つの原子の間を繋ぐだけですので、 2つの原子をできるだけ近づけて置
  112. かないと、 とんでもない環が出来上がります。
  113.  また、 2つの原子に付いた水素の結合方向をお互いの方向へ向けておかない
  114. と、 結合が形成されない("環の形成が困難です" のメッセージが表示される)か、 
  115. または、 とんでもない配座になってしまいます。
  116.  これらを回避するには、 結合回転(後述)に熟練する必要があります。
  117.  
  118.         4.4【環切断の方法】
  119.  
  120.  "矢印マウスアイコン"でトンカチアイコンから[環切断]を選ぶと、 "環切断
  121. マウスアイコン"に変わるので、 環を切断したい2つの原子(炭素なら青色の
  122. 丸、 酸素なら赤色の丸。 水素はダメ)を左クリックで選びます。 
  123.  単に2つの原子の結合を切断し、 そこへ水素原子を置くだけですので、 場合
  124. によっては、 水素原子が不自然な位置になる時がありますが、 この場合には、 
  125. 不自然な原子を一旦削除して改めて組み上げてください。 
  126.  中止は、 右クリックで、 通常の"矢印マウスアイコン"に戻ります。
  127.  
  128.         4.5【z値反転表示】
  129.  
  130.  "矢印マウスアイコン"でトンカチアイコンから[z値反転]を選ぶと、 z 座
  131. 標の符号が反転した化合物が表示される。 裏側に隠れている原子が前に表示
  132. されるので、 奥にある原子に対して置換や削除をしたい時に便利である。 
  133.  表示される分子は、 反転前の分子の鏡像体になる。 
  134.  
  135.  
  136.  5.【分子の回転】
  137.  
  138.         5.1【軸による回転】
  139.  
  140.  望みの軸(x, y, z 軸)での回転は、 回転角度と回転の回数を決定した後、 軸
  141. 回転のボタン(緑色)を左クリックすれば、 連続で回転していきます。
  142.  マウスの右ボタンを押し続ければ、 回転の途中でも止められます。
  143.  回転の角度は、 数字の上(1の桁、10の桁)を左クリックすれば1づつ増加しま
  144. す。 右クリックでは1づつ減少していきます。符号はクリックで反転します。 
  145. 従って、 -99 から +99 の範囲が選べます。
  146.  回転の回数も同じ操作ですが、 最低は 1、 最高は 99 です。
  147.  
  148.         5.2【軸による自由回転】
  149.  
  150.  望みの軸(x, y, z 軸)での自由回転は、 軸回転の軸名ボタン(黄色)を左クリッ
  151. クし続けると、 x 及び z 軸の場合はウィンドウ右、 y 軸の場合はウィンドウ上
  152. に黄色のカーソルが出ますので、 回転させたい方角へマウスを移動していくと
  153. 移動距離に合わせて分子が回転いたします。 カ-ソル内に表示されている緑色の
  154. ボックスが回転の程度を示しています。 
  155.  マウスを開放すると確定いたします。 また、 中止したい場合は、 マウスの左右
  156. のボタンを押してください。 最初の状態にもどります。 
  157.  
  158.         5.3【複合回転】
  159.  
  160.  これは、 x, y, z 軸すべての軸での複合回転です。
  161.  x, y, z 軸回転の欄で指定された回転角度の値で、 各軸で連続回転していき
  162. ます。 回転回数は複合回転のボタンの横の欄で指定した回数です。
  163.  マウスの右ボタンを押し続ければ、 回転の途中でも止められます。
  164.  
  165.         5.4【複合自由回転】
  166.  
  167.  [複合回転]ボタンの「複」を押すと x, y 軸での複合自由回転が可能です。
  168. マウスを左右へ移動させると移動距離に応じた y 軸での回転が、 マウスを上下
  169. に移動させると移動距離に応じた x 軸での回転ができます。 回転は -180 度
  170. ~180度の範囲です。 あまり多用すると船酔い(^_^)いたしますのでご注意ください。 
  171.  マウスを開放すると確定いたします。 また、 中止したい場合は、 マウスの左右
  172. のボタンを押してください。 最初の状態にもどります。 
  173.  
  174.         5.5【32K 色 空間充填表示での回転】
  175.  
  176.  望みの軸(x, y, z 軸)で回転角度と回転の回数を決定した後、 各軸回転ボタン
  177. の右下にある青色のボックスを左クリックすれば、 320 x 240 ドット 32 K 色の
  178. 空間充填モデル表示で連続回転していきます。表示面積が小さい程早く回転しま
  179. すので、 短気な方は分子を小さくしてご覧ください。 
  180.  マウスの右ボタンを押し続ければ、 回転の途中でも止められます。
  181.  
  182.         5.6【結合軸での回転】
  183.  
  184.  特定の結合の回りに特定の原子団を回転させるものです。
  185.  まず、 [結合選択](けつごう選択の自由 アハハ-ン。。。。。^_^)を左クリック
  186. すると、 ウィンドウ中心に"指マウスアイコン"が表示されるので、 回転させた
  187. い結合軸の2つの原子を右クリックすることにより選択します。もちろん、 2
  188. つの原子間に結合がなければなりません。環を形成していてもいけません
  189. ("環を形成しています" のメッセージが表示される)。 
  190.  この時、 最初に選んだ原子を固定して、 後から選んだ方の原子団を回転させ
  191. ますので選び方を工夫してください。
  192.  中止は、 右クリックです。
  193.  結合選択が終了すると、 今度は、 結合回転を左クリックします。すると、 下
  194. にウィンドウか開きますので、 上記と同様にして、 回転角度及び回転回数を指
  195. 定してください。 ただし、 回転回数の最小値は 2 です。
  196.  中止は、 右クリックです。
  197.  ウィンドウ内の[回転実行]の緑色ボタンを左クリックすると、 回転が始まり
  198. ます。マウスの右ボタンを押し続ければ、 回転の途中でも止められます。
  199.  
  200.         5.7【結合軸での自由回転】
  201.  
  202.  特定の結合の回りに特定の原子団を回転させるものです。
  203.  まず、 上記と同様にして[結合選択]で回転させたい結合軸を選択し、 [結合
  204. 回転]を左クリックします。下のウィンドウの[回転実行]ボタンの "回" に
  205. ある黄色ボタンを左クリックし続けると、 ウィンドウ右に黄色のカーソルが
  206. 出ますので、 回転させたい方角へマウスを移動していくと移動距離に合わせ
  207. て分子が回転いたします。 カ-ソル内に表示されている緑色のボックスが回
  208. 転の程度を示しています。 回転は -180 度~ 180 度の範囲です。 
  209.  マウスを開放すると確定いたします。 また、 中止したい場合は、 マウスの左
  210. 右のボタンを押してください。 最初の状態にもどります。 
  211.  
  212.  
  213.  6.【分子の拡大、 縮小】
  214.  
  215.  分子の拡大、 縮小を行うためには、 [分子拡大]、 [分子縮小]ボタンを左クリ
  216. ックします。通常は それぞれ 1.1 倍 及び 0.909 倍になりますが、 ボタン
  217. の端の方をクリックすると、 一度に 1.61 倍及び 0.621 倍( 5 回分)になり
  218. ます。
  219.  
  220.  
  221.  7.【球面の拡大、 縮小】
  222.  
  223.  原子の大きさを表す球面の拡大、 縮小を行うためには、 [球面拡大]、 [球面
  224. 縮小]ボタンを左クリックします。通常は それぞれ 1.1 倍 及び 0.909 倍に
  225. なりますが、 ボタンの端の方をクリックすると、 一度に 1.61 倍及び 0.621 
  226. 倍( 5 回分)になります。
  227.  
  228.  
  229.  8.【結合の太さの変更】
  230.  
  231.  結合の太さを変化させるためには、 [結合 太 ]、 [結合 細 ]ボタンを左クリ
  232. ックします。通常は それぞれ +1 及び -1 になりますが、 ボタンの端の方を
  233. クリックすると、 一度に +5 及び -5 ( 5 回分)になります。
  234.  
  235.  
  236.  9.【中心位置の変更】
  237.  
  238.  軸回転などを特定の原子を中心に行いたい場合には、 [中心選択]ボタンを左
  239. クリックすると、 ウィンドウの中心付近に"指マウスアイコン"が表示されるの
  240. で、 座標の中心に持ってきたい原子を左クリックする。
  241.  中止は、 右クリックです。
  242.  
  243.  
  244. 10.【自由移動】
  245.  
  246.  [中心移動]ボタン内にあるの "中" の黄色いボタンを左クリックし続けると
  247. 分子の自由移動が可能です。 マウスの動きにしたがって分子が移動いたします。 
  248.  マウスを開放すると確定いたします。 また、 中止したい場合は、 マウスの左右
  249. のボタンを押してください。 最初の状態にもどります。 
  250.  
  251.  
  252. 11.【y 軸の変更】
  253.  
  254.  複合回転等により分子が見にくくなった場合、 [y 軸選択]を利用すると、 
  255. 特定の 2つの原子が y 軸になるように、 分子全体を移動することができる。 
  256. ウィンドウの中心付近に"指マウスアイコン"が表示されるので、 y 座標に持っ
  257. てきたい 2 つの原子を左クリックする。最初に選んだ原子が上に、 後から
  258. 選んだ原子が下に来るように変換されるから、 選択の順序に工夫が必要であ
  259. る。
  260.  
  261.  
  262. 12.【ウィンドウの移動】
  263.  
  264.  ウィンドウの移動は、 ウインド上部にあるタイトルバーを左ドラッグしたまま
  265. 望みの位置まで持っていって下さい。
  266.  
  267.  
  268. 13.【ウィンドウの拡大、 縮小】
  269.  
  270.  ウィンドウの拡大、 縮小は、 ウィンドウ右下にある"ウィンドウ変更アイコン"を
  271. 左ドラッグしたまま望みの位置まで持っていって下さい。
  272.  
  273.  
  274. 14.【特殊表示】
  275.  
  276.         【原子半径で】
  277.         【元の半径で】
  278.         【網目表示】
  279.         【空間充填(H)】
  280.         【空間充填(L)】
  281.         【透過充填】
  282.          より選択する。
  283.  
  284.  
  285.         14.1【原子半径による表示】
  286.  
  287.  ウィンドウ左上のユーティリティアイコンから、 [原子半径で]を選択する。
  288. 表示する分子の球面の大きさを原子半径で表示する。これは、 空間充填モデ
  289. ル表示の大きさと同じであるので、 画面からはみ出たりしないようにチェッ
  290. クするのに役立つ。また、 空間充填モデル表示のだいたいの感じがつかめる。
  291.  
  292.  
  293.         14.2【元の原子半径に戻す】
  294.  
  295.  ウィンドウ左上のユーティリティアイコンから、 [元の球面で]を選択する。
  296. 【原子半径による表示】を選択した後、 元の原子球面に戻すために用いる。
  297.  
  298.  
  299.         14.3【16 色 線画表示と TIF 形式でのデータ保存】
  300.  
  301.  線画表示の分子モデルを表示させ、 さらに TIF 形式でグラフィックデータ
  302. を保存するには、 ウィンドウ左上のユーティリティアイコンから、 [線画 & TI
  303. F]を選択する。球を 16 色の編み目で表示しバックは白色である。
  304.  表示終了後、 "矢印マウスアイコン"が表示されるので、 TIF 形式で保存した
  305. い範囲の左上を左ドラッグ(右クリックすると終了するので注意が必要)した
  306. まま、 右下まで移動し、 マウスを開放する(この時、 開放せず左を押したまま
  307. 右を押すとやり直しが効く)。 保存後、 直ちに表示を終了する。表示に時間が
  308. かかるので注意が必要である。
  309.  まあ、 後述の【CD 演奏機能】または【EUP ファイル演奏機能】を利用して、 
  310. 音楽でも聞きながらのんびりやって下さい。 
  311.  
  312. (注)
  313.  
  314.  保存されるファイル名は、 LINEXX.TIF に固定されている。XX の所には、プ
  315. ログラム起動後の保存回数が入るので、 ディスクの容量が許す範囲で何枚も
  316. 保存できる。 ただし、 エラーチェックは行っていないので、 注意が必要(手抜
  317. き)。カレントディレクトリに保存されるので、 後述のファイル選択ウィンドウ
  318. を用いて保存したいディレクトリに移動してから、 このメニューを選んで
  319. 下さい。 
  320.  
  321.  
  322.         14.4【512 x 480 32K 色モードの空間充填表示と TIF ファイル保存】
  323.  
  324.  陰影のついた、 立体感溢れる 32K 色表示の分子モデルを表示するためには、 
  325. ウィンドウ左上のユーティリティアイコンから、 [空間充填]を選択する。表示
  326. に時間がかかるので注意が必要である。フルスクリーン表示ができ、 バック
  327. は黒色である。写真撮影にはこのモードがよい。
  328.  表示終了後、 "矢印マウスアイコン"が表示されるので、 TIF 形式で保存した
  329. い範囲の左上を左ドラッグ(右クリックすると終了するので注意が必要)したま
  330. ま、 右下まで移動し、 マウスを開放する(この時、 開放せず左を押したまま右を
  331. 押すとやり直しが効く)。 保存後、 直ちに表示を終了する。
  332.  まあ、 後述の【CD 演奏機能】または【EUP ファイル演奏機能】を利用して、 
  333. 音楽でも聞きながらのんびりやって下さい。 
  334.  右クリックで表示が終了する。
  335.  
  336. (注)
  337.  保存されるファイル名は、 SPACEXX.TIF に固定されている。XX の所には、
  338. プログラム起動後の保存回数が入るので、 ディスクの容量が許す範囲で何枚
  339. も保存できる。 ただし、 エラーチェックは行っていないので、 注意が必要(手
  340. 抜き)。カレントディレクトリに保存されるので、 後述のファイル選択ウィン
  341. ドウを用いて保存したいディレクトリに移動してから、 このメニューを選ん
  342. で下さい。
  343.  
  344.  
  345.         14.5【320 x 240 32K 色モードの空間充填表示と TIF ファイル保存】
  346.  
  347.  陰影のついた、 ボリューム感ある 32K 色表示の分子モデルを表示させ、 さ
  348. らに TIF 形式でグラフィックデータを保存するには、 ウィンドウ左上のユー
  349. ティリティアイコンから、 [  〃 & TIF]を選択する。表示に時間がかかるの
  350. で注意が必要である。フルスクリーン表示でバックは白色である。
  351.  表示終了後、 大きな"矢印マウスアイコン"が表示されるので、 TIF 形式で
  352. 保存したい範囲の左上を左ドラッグ(右クリックすると終了するので注意が
  353. 必要)したまま、 右下まで移動し、 マウスを開放する(この時、 開放せず左を
  354. 押したまま右を押すとやり直しが効く)。 保存後、 直ちに表示を終了する。
  355.  まあ、 後述の【CD 演奏機能】または【EUP ファイル演奏機能】を利用して、 
  356. 音楽でも聞きながらのんびりやって下さい。 
  357.  
  358. (注)
  359.  保存されるファイル名は、 SPACEXX.TIF に固定されている。XX の所には、
  360. プログラム起動後の保存回数が入るので、 ディスクの容量が許す範囲で何枚
  361. も保存できる。 ただし、 エラーチェックは行っていないので、 注意が必要(手
  362. 抜き)。カレントディレクトリに保存されるので、 後述のファイル選択ウィン
  363. ドウを用いて保存したいディレクトリに移動してから、 このメニューを選ん
  364. で下さい。
  365.  
  366.  
  367.         15.6【512 x 480 32K 色モードの空間充填モデル
  368.               及び透過骨格分子の表示と TIF ファイル保存】
  369.  
  370.  陰影のついた、 立体感溢れる 32K 色表示の分子モデルを表示し、その上に
  371. 分子の骨格を透過的に重ね合わせて表示するためには、 ウィンドウ左上のユー
  372. ティリティアイコンから、 [透過充填]を選択する。表示に時間がかかるので
  373. 注意が必要である。フルスクリーン表示ができ、 バックは黒色である。写真
  374. 撮影にはこのモードもよい。
  375.  表示終了後、 "矢印マウスアイコン"が表示されるので、 TIF 形式で保存した
  376. い範囲の左上を左ドラッグ(右クリックすると終了するので注意が必要)したま
  377. ま、 右下まで移動し、 マウスを開放する(この時、 開放せず左を押したまま右を
  378. 押すとやり直しが効く)。 保存後、 直ちに表示を終了する。
  379.  まあ、 後述の【CD 演奏機能】または【EUP ファイル演奏機能】を利用して、 
  380. 音楽でも聞きながらのんびりやって下さい。 
  381.  右クリックで表示が終了する。
  382.  
  383. (注)
  384.  保存されるファイル名は、 SPACEXX.TIF に固定されている。XX の所には、
  385. プログラム起動後の保存回数が入るので、 ディスクの容量が許す範囲で何枚
  386. も保存できる。 ただし、 エラーチェックは行っていないので、 注意が必要(手
  387. 抜き)。カレントディレクトリに保存されるので、 後述のファイル選択ウィン
  388. ドウを用いて保存したいディレクトリに移動してから、 このメニューを選ん
  389. で下さい。
  390.  
  391.  
  392. 15.【バッファ操作】
  393.  
  394.         【マークする】
  395.         【マーク呼出】
  396.         【マーク開放】
  397.         【スワップ】
  398.          より選択する。 
  399.  
  400.  
  401.         15.1【バッファに格納する】
  402.  
  403.  現在表示されている分子の座標を、 一時的に記憶させておきたい時には、 ウ
  404. ィンドウ左上のユーティリティアイコンから、 [マークする]を選択する。これ
  405. は、 次の[マーク呼出]によって呼び出すことができる。マークは 1 つだけであ
  406. るので、 後からマークしたものだけが有効である。
  407.  
  408.  
  409.         15.2【バッファから呼び出す】
  410.  
  411.  マークにより一時的に記憶させておいた座標を呼び出す時には、 ウィンドウ左
  412. 上のユーティリティアイコンから、 [マーク呼出]を選択する。
  413.  
  414. (注)
  415.  マークを付けていないのにこれを呼び出すと、 全てのデータが初期化される
  416. ので注意が必要である。初期化に使える。
  417.  
  418.  
  419.         15.3【バッファを開放する】
  420.  
  421.  マークにより一時的に記憶させておいた座標をクリアするときは、 ウィンドウ
  422. 左上のユーティリティアイコンから、 [マーク開放]を選択する。
  423.  
  424.  
  425.         15.4【バッファの内容と交換する】
  426.  
  427.  バッファの内容を呼び出すとともに、 しかも現在表示されている分子を
  428. バッファに格納するには、 ウィンドウ左上のユーティリティアイコンから、 
  429. [スワップ]を選択する。
  430.  
  431.  
  432. 17.【表題の変更】
  433.  
  434.  現在、 ウィンドウに表示されている表題(デフォルトは BUTCH )の名前を変
  435. 更したい時には、 ウィンドウ左上のユーティリティアイコンから、 [表題変更]
  436. を選択する。
  437.  表題変更ウィンドウが開き、 現在の表題が表示されているので、 キーボード
  438. から新しい名前を入力する。 文字数は 58 文字までである。
  439.  
  440. (注)
  441.  キーボードから受け付けるキーは ASCII コードの 32-126 までと、 右矢印、 
  442. 左矢印、 削除、 バックスペース、 キャリジリターン、 実行キーだけである。
  443.  
  444.  
  445. 18.【データ保存】
  446.  
  447.         【CHEM MODEL】
  448.         【MOPAC AIN】
  449.         【北浦形式】
  450.         【Ex HUCKEL】
  451.          より選択する。 
  452.  
  453.  
  454.         18.1【CHEM MODEL 形式でのデータ保存】
  455.  
  456.  現在の状態を、 CHEM MODEL 形式でデータ保存したい時には、 ウィンドウ左上
  457. のユーティリティアイコンから、 [保存][CHEM MODEL]を選択する。
  458.  ファイル選択ウィンドウウが開き、 カレントディレクトリの中のディレクトリ
  459. ファイルが太文字で、 拡張子が ".6" のファイルが細文字で表示されるので、 
  460. 保存したいドライブ、 ディレクトリへ移動した後、 一覧表示されている "XX
  461. XX.6" のファイルと同じ名前でよいのならそれを選ぶ。 すると下の枠にその
  462. ファイル名が表示されるので、 実行ボタンをクリックする。 
  463.  新しい名前で保存したい場合には、 下に表示されている空白の枠をクリック
  464. すると現在の名前が表示されるので、 キーボードで保存したい名前に訂正して、 
  465. 実行ボタンをクリックする。 
  466.  取消ボタンをクリックすれば、 保存を中止する。 
  467.  
  468. (注)
  469.  キーボードから受け付けるキーは ASCII コードの 32-126 までと、 右矢印、 
  470. 左矢印、 削除、 バックスペース、 キャリジリターン、 実行キーだけである。 
  471. ファイル名に使用できない文字も含まれているので注意が必要である。
  472.  表示は、 "XXXX.6" のファイルだけであるが、 実際は "XXXX.60" のファイル
  473. も作成される。
  474.  すでに同じファイルが存在する時は、 無条件に上書きするので注意が必要で
  475. ある。
  476.  
  477.  
  478.         16.2【MOPAC(AIN 形式)でのデータ保存】
  479.  
  480.  現在の状態を、 MOPAC で計算できる形式でデータ保存したい時には、 ウィンド
  481. ウ左上のユーティリティアイコンから、 [保存][MOPAC AIN]を選択する。
  482.  ファイル選択ウィンドウが開き、 カレントディレクトリの中のディレクトリ
  483. ファイルが太文字で、 拡張子が ".AIN" のファイル名が細文字で表示される
  484. ので、 保存したいドライブ、 ディレクトリへ移動した後、 一覧表示されてい
  485. るファイルと同じ名前でよいのならそれを選ぶ。 すると下の枠にそのファイル
  486. 名が表示されるので、 実行ボタンをクリックする。 
  487.  新しい名前で保存したい場合には、 下に表示されている空白の枠をクリック
  488. すると現在の名前が表示されるので、 キーボードで保存したい名前に訂正して、 
  489. 実行ボタンをクリックする。 
  490.  取消ボタンをクリックすれば、 保存を中止する。 
  491.  
  492.  MOPAC 用ファイルに書き込むキーワードは、 env.dat ファイルの最後に書か
  493. れているキーワードを使うので、 各自で訂正しておいてください。 また、 
  494. キーワード "XYZ" が指定してあると、 自動的にZ行列ではなくXYZ座標で
  495. 出力いたします。
  496.  
  497. (注)
  498.  キーボードから受け付けるキーは ASCII コードの 32-126 までと、 右矢印、 
  499. 左矢印、 削除、 バックスペース、 キャリジリターン、 実行キーだけである。 
  500. ファイル名に使用できない文字も含まれているので注意が必要である。
  501.  すでに同じファイルが存在する時は、 無条件に上書きするので注意が必要で
  502. ある。
  503.  通常は、 このまま MOPAC の入力ファイルとして使えるが、 特殊なパラメータ
  504. は、 エディタなどで加筆修正してください。
  505.  
  506.  
  507.         16.3【北浦形式(KTR)でのデータ保存】
  508.  
  509.  現在の状態を、 MOPAC 以外の各種分子軌道法で計算できる形式でデータ保存し
  510. たい時には、 ウィンドウ左上のユーティリティアイコンから、 [保存][北浦形式]
  511. を選択する。
  512.  ファイル選択ウィンドウが開き、 カレントディレクトリの中のディレクトリ
  513. ファイルが太文字で、 拡張子が ".KTR" のファイル名が細文字で表示される
  514. ので、 保存したいドライブ、 ディレクトリへ移動した後、 一覧表示されてい
  515. るファイルと同じ名前でよいのならそれを選ぶ。 すると下の枠にそのファイル
  516. 名が表示されるので、 実行ボタンをクリックする。 
  517.  新しい名前で保存したい場合には、 下に表示されている空白の枠をクリック
  518. すると現在の名前が表示されるので、 キーボードで保存したい名前に訂正して、 
  519. 実行ボタンをクリックする。 
  520.  取消ボタンをクリックすれば、 保存を中止する。 
  521.  
  522.  北浦形式ファイルに書き込むキーワードは、 env.dat ファイルに書かれている
  523. キーワードを使うので、 各自で訂正しておいてください。 また、 キーワード 
  524. "XYZ" が指定してあると、 自動的にZ行列ではなくXYZ座標で出力いたします。
  525.  
  526. (注)
  527.  キーボードから受け付けるキーは ASCII コードの 32-126 までと、 右矢印、 
  528. 左矢印、 削除、 バックスペース、 キャリジリターン、 実行キーだけである。 
  529. ファイル名に使用できない文字も含まれているので注意が必要である。
  530.  すでに同じファイルが存在する時は、 無条件に上書きするので注意が必要で
  531. ある。
  532.  
  533.  北浦形式は、 (社)近畿化学協会コンピュータ化学部会で配付された一連の
  534. 分子軌道法プログラム(PPP, CNDO/S, MNDOH, MNDOC, IMSPACK 等)に共通した
  535. 入力形式である。 出力されたファイルの一行目に使用する分子軌道計算法と
  536. そのオプション群を記入することになっているので、 env.dat ファイルを書き
  537. 変えるか、 または出力ファイルを計算に先立って各自エディタで書き換える
  538. 必要がある。 
  539.  
  540.         16.3【拡張ヒュッケル法形式でのデータ保存】
  541.  
  542.  現在の状態を、 拡張ヒュッケル法で計算できる形式でデータ保存したい時に
  543. は、 ウィンドウ左上のユーティリティアイコンから、 [保存][Ex HUCKEL]を選
  544. 択する。
  545.  ファイル選択ウィンドウが開き、 カレントディレクトリの中のディレクトリ
  546. ファイルが太文字で、 拡張子が ".EHI" のファイル名が細文字で表示される
  547. ので、 保存したいドライブ、 ディレクトリへ移動した後、 一覧表示されてい
  548. るファイルと同じ名前でよいのならそれを選ぶ。 すると下の枠にそのファイル
  549. 名が表示されるので、 実行ボタンをクリックする。 
  550.  新しい名前で保存したい場合には、 下に表示されている空白の枠をクリック
  551. すると現在の名前が表示されるので、 キーボードで保存したい名前に訂正して、 
  552. 実行ボタンをクリックする。 
  553.  取消ボタンをクリックすれば、 保存を中止する。 
  554.  
  555.  拡張ヒュッケル法入力ファイルに書き込むキーワードは、 env.dat ファイルに
  556. 書かれているキーワードを使うので、 各自で訂正しておいてください。 また、 
  557. キーワード "XYZ" が指定してあると、 自動的にZ行列ではなくXYZ座標で
  558. 出力いたします。
  559.  
  560. (注)
  561.  キーボードから受け付けるキーは ASCII コードの 32-126 までと、 右矢印、 
  562. 左矢印、 削除、 バックスペース、 キャリジリターン、 実行キーだけである。 
  563. ファイル名に使用できない文字も含まれているので注意が必要である。
  564.  すでに同じファイルが存在する時は、 無条件に上書きするので注意が必要で
  565. ある。
  566.  
  567.  講談社サイエンティフィックで販売されている拡張ヒュッケル法の入力ファ
  568. イルに対応しています。 
  569.  
  570.  
  571. 18.【データ読み込み】
  572.  
  573.         【CHEM MODEL】
  574.         【CHEM TOWNS】
  575.         【MOPAC ARC】
  576.         【MNDOC】
  577.          より選択する。 
  578.  
  579.  
  580.         18.1【CHEM MODEL 形式データの読み込み】
  581.  
  582.  既に、 保存してある CHEM MODEL 形式のデータを読み込みたい時は、 ウィン
  583. ドウ左上のユーティリティアイコンから、 [読み込み][CHEM MODEL]を選択する。
  584.  ファイル選択ウィンドウが開き、 カレントディレクトリの中のディレクトリ
  585. ファイルが太文字で、 拡張子が ".6" のファイルが細文字で表示されるので、 
  586. 呼び出したいファイルのあるドライブ、 ディレクトリに移動して、 目的ファイ
  587. ルを選択すると下の枠にそのファイル名が表示されるので、 実行ボタンをク
  588. リックする。 
  589.  取消ボタンをクリックすれば、 読み込みを中止する。 
  590.  
  591.  
  592.         18.2【CHEM TOWNS 形式データの読み込み】
  593.  
  594.  既に、 保存してある CHEM TOWNS 形式のデータを読み込みたい時は、 ウィン
  595. ドウ左上のユーティリティアイコンから、 [読み込み][CHEM TOWNS]を選択する。
  596.  ファイル選択ウィンドウが開き、 カレントディレクトリの中のディレクトリ
  597. ファイルが太文字で、 拡張子が ".7" のファイルが細文字で表示されるので、 
  598. 呼び出したいファイルのあるドライブ、 ディレクトリに移動して、 目的ファイ
  599. ルを選択すると下の枠にそのファイル名が表示されるので、 実行ボタンをク
  600. リックする。 
  601.  取消ボタンをクリックすれば、 読み込みを中止する。 
  602.  
  603.  
  604.         18.3【MOPAC 計算結果の読み込み】
  605.  
  606.  MOPAC 計算によって出力される XXX.ARC 形式のデータを読み込みたい時は、 
  607. ウィンドウ左上のユーティリティアイコンから、 [読み込み][MOPAC ARC]を
  608. 選択する。
  609.  ファイル選択ウィンドウが開き、 カレントディレクトリの中のディレクトリ
  610. ファイルが太文字で、 拡張子が ".ARC" のファイルが細文字で表示されるので、 
  611. 呼び出したいファイルのあるドライブ、 ディレクトリに移動して、 目的ファイ
  612. ルを選択すると下の枠にそのファイル名が表示されるので、 実行ボタンをク
  613. リックする。 表題も自動的に取り込まれ、 さらにダミー原子も自動的に削除さ
  614. れる。 結合の有無もプログラムで自動判別しておりますが、 エーテル酸素や
  615. アミン窒素等へのローンペアエレクトロンの追加はしておりません。 
  616.  取消ボタンをクリックすれば、 読み込みを中止する。 
  617.  
  618.  
  619.         18.4【MNDOC 計算結果の読み込み】
  620.  
  621.  MINDOC 計算(近畿化学協会版)によって出力される XXX.MND 形式のデータを
  622. 読み込みたい時は、 ウィンドウ左上のユーティリティアイコンから、 [読み込み]
  623. [MNDOC]を選択する。
  624.  ファイル選択ウィンドウが開き、 カレントディレクトリの中のディレクトリ
  625. ファイルが太文字で、 拡張子が ".MND" のファイルが細文字で表示されるので、 
  626. 呼び出したいファイルのあるドライブ、 ディレクトリに移動して、 目的ファイ
  627. ルを選択すると下の枠にそのファイル名が表示されるので、 実行ボタンをク
  628. リックする。 表題も自動的に取り込まれ、 さらにダミー原子も自動的に削除さ
  629. れる。 結合の有無もプログラムで自動判別しておりますが、 エーテル酸素や
  630. アミン窒素等へのローンペアエレクトロンの追加はしておりません。 
  631.  取消ボタンをクリックすれば、 読み込みを中止する。 
  632.  
  633.  
  634. 19.【分子情報の表示】
  635.  
  636.         【原子情報】
  637.         【原子間距離】
  638.         【結合角】
  639.         【2面角】
  640.          より選択する。 
  641.  
  642.  
  643.         19.1【原子情報を表示】
  644.  
  645.  ウィンドウ左上のユーティリティアイコンから、 [原子情報]を選択する。
  646. "指マウスアイコン"が表示されるので、 知りたい原子を左クリックにより選択
  647. すると、 マウスアイコンのあたりに原子の種類、 原子の通し番号、 及びx 座標、 
  648. y 座標、 z 座標がオングストロームで表示される。 マウスが枠からはみ出すと
  649. 表示が消えて、 "指マウスアイコン"になり、 続けて違う原子を指定できる。 
  650.  中止は、 右クリックです。
  651.  
  652.         19.2【原子間距離を求める】
  653.  
  654.  ウィンドウ左上のユーティリティアイコンから、 [原子間距離]を選択する。
  655. "指マウスアイコン"が表示されるので、 知りたい 2 つの原子を左クリックに
  656. より選択すると、 マウスアイコンのあたりに原子間距離がオングストローム
  657. で表示される。 マウスが枠からはみ出すと表示が消えて、 "指マウスアイコ
  658. ン"になるので続けて違う原子間距離を指定できる。 
  659.  中止は、 右クリックです。
  660.  
  661.  
  662.         19.3【結合角を求める】
  663.  
  664.  ウィンドウ左上のユーティリティアイコンから、 [結合角]を選択する。
  665. "指マウスアイコン"が表示されるので、 知りたい結合角を形成する 3 つの
  666. 原子を左クリックにより選択する。 画面右上にサブウィンドウが開いて、 選
  667. 択した原子を表示する。 選び終わると、 サブウィンドウに結合角が表示される。 
  668. 結合のない原子も選択できるので 3 つの原子で挟まれた角度もわかる。 
  669. マウスの右ボタンを押すと終了する。 
  670.  中止は、 右クリックです。
  671.  
  672.  
  673.         19.4【2面角を求める】
  674.  
  675.  ウィンドウ左上のユーティリティアイコンから、 [2面角]を選択する。
  676. "指マウスアイコン"が表示されるので、 知りたい2面角を形成する 4 つの
  677. 原子を左クリックにより選択する。 画面右上にサブウィンドウが開いて、 選
  678. 択した原子を表示する。 選び終わると、 サブウィンドウに2面角が表示される。 
  679. 結合のない原子も選択できるので 4 つの原子でで形成される 2 面角がわかる。 
  680. マウスの右ボタンを押すと終了する。 
  681.  中止は、 右クリックです。
  682.  
  683.  
  684. 20.【CD 演奏機能】
  685.  
  686.  プログラム名 "CHEM MODEL" の表示をクリックすると、 CD 演奏ウィン
  687. ドウがでる。 左から 一時停止, 前の曲, 演奏, 次の曲, 停止, 設定終了 
  688. のアイコンになっているので、 望みのボタンをクリックする。 演奏中に
  689. 設定終了ボタンをクリックすると、 曲を聞きながら CHEM MODEL を使用す
  690. ることができる。 回転が安定してから、 演奏アイコンをクリックしてくだ
  691. さい。 
  692.  
  693.  
  694. << High C 版のみ >> (CHEMDL387.EXP をご利用の方のみ)
  695. 21.【EUP ファイル演奏機能】
  696.  
  697.  バージョン "Ver X.XXZ" の表示をクリックすると、 EUP ファイル選択ウィ
  698. ンドウが開き、 カレントディレクトリの中のディレクトリファイルが太文字で、 
  699. 拡張子が ".EUP" のファイルが細文字で表示されるので、 呼び出したいファイ
  700. ルのあるドライブ、 ディレクトリに移動して、 目的ファイルを選択すると下の
  701. 枠にそのファイル名が表示されるので、 実行ボタンをクリックする。 
  702.  取消ボタンをクリックすれば、 読み込みを中止する。 
  703.  
  704.  
  705. 22.【終了】
  706.  
  707.  CHEM MODEL を終了したい時は、 【終了】ボタンをクリックする。 
  708. CD または EUP を演奏中の時は、 演奏を停止してから終了する。 
  709.  
  710.